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無料情報源:アナリストレポート

証券会社(ネット証券)に口座を開設することで、無料で様々な機関が発行するアナリストレポートを手に入れることが出来ます。

株式や債権といった証券に対して、主に業界の専門家が、得意分野の企業が置かれている状況や今後の見通しなどについてまとめたものというのがアナリストレポートの本来の位置づけです。実際は、個別株式に限らず、特定の業界や一つの国自体に対してもレポートが作成されます。

その構成は業績に関する部分と証券価格の水準に関する部分とに分けられ、だいたい以下のようになっています。

  • 企業業績実績と予想とに関する記事:業績発表や業界統計を根拠にまとめられた企業価値を測った記事
  • 目標株価:アナリストが妥当と判断する証券価格
  • レーティング:現在の株価水準と企業業績とを対比させることで、レポート公表後の株価上昇率をアナリストが判断した指標。割安な価格で取引されているものは、株価上昇が堅い銘柄として「強気」と判断されるという具合。

ご存知の方も多いと思いますが、アナリストについては、世の中に3種類の方々がいます。これら立場の違いをまとめます。といっても、もともとセルサイド側だった人間が会社が変わってバイサイドへ転向するということもあり、一概に立場から評価をすることは出来ません。無料で利用できるアナリストレポートは、現在セルサイドにおられる方か、独立機関のレポートがほとんどとなります。
  • セルサイド(Sell Side):つまり、株式を売ってその手数料で生計を立てている証券会社の立場から、対象銘柄の収益性を分かり易く読者に伝えるために公表されるレポートです。
  • バイサイド(Buy Side):つまり、株式を買って自ら運用する保険会社や信託銀行といった機関投資家としての立場から公表されるレポートです。
  • 独立:つまり、より良い分析を提供してそれ自体を売ることで生計を立てている会社の立場から公表されるレポートです。
注意しなければならないのは、アナリストレポートは第一にアナリストの判断に他ならないという点です。投資判断が投資家側にゆだねられるということももちろんですが、アナリストの数だけ視点が変わりますので、利用するにあたり必要に応じて参照するなり、信頼の置けるアナリストを抽出しておくなり、情報を吟味することが必要です。

例えば、日経金融新聞が、セルサイドのアナリストを対象に機関投資家に人気投票を取った「日経アナリストランキング」というものを毎年一度公表していて日経テレコン21などのサービスから検索できます。
>日経テレコン21を無料で利用する。

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どこでどんなレポートが手に入るか

以下に、無料で手に入るアナリストレポートの提供元と、口座を開設することでそれらのレポートを利用できる証券会社との対応を載せます。同時に、各提供元が作成するレポートの種類を記します。

市況:その時期の市況,マーケット全体に関するレポート
業界:特定の業界を分析したレポート
個別:個別の企業を分析したレポート

- 無料で利用できるアナリストレポート -
発行機関 機関の立場 対応ネット証券 市況 業界 個別
三菱UFJ証券 セルサイド カブドットコム証券
コスモ証券 セルサイド コスモ証券 × ×
J.P.モルガン証券 セルサイド マネックス証券
リーマン・ブラザーズ証券 セルサイド 松井証券 × ×
QUICK社※1 独立機関 松井証券※2
モーニングスター社※3 独立機関 E*トレード証券 × ×
マネックス証券※4 バイサイド マネックス証券 × ×

※1 QUICKリサーチネット:個別のレポートはQUICK企業研究所が、市況と業界のレポートは複数の調査機関から集めたレポートを掲載。
※2 前月に取引があるという条件付きでマネックス証券でも無料利用可能。
※3 モーニングスター社レポート
※4 機関投資家の声:レポートというよりコメントに近い。実際に資料の提供が確認された機関を以下、箇条書きで列挙する。
・三菱UFJ投資信託
・興銀第一ライフ
・コメルツ投資信託投資顧問
・日興アセットマネジメント
・フィデリティ投資信託
・第一勧業アセットマネジメント
・T&Dアセットマネジメント

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さらに、主に市況,業界のアナリストレポートで、定期的に更新される無料媒体を集めたサイトを以下にリンクします。様々な情報源が収集されています。
アナリストレポートでわかる株投資情報局

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また、口座開設無しでも利用できる個別アナリストレポート検索サイトとして以下の場所があります。
株式投資ケンサクマン

このデータベースにあたっては、データの母集団があまりに多いケースがあります。一度検索すると出てくる検索結果画面で「日付(新しい順)」を選んで適宜新しい物だけを抽出したり、一度信頼できる情報提供機関の目星が付いたらそのホームページへ直接アクセスするなどの方法が考えられるでしょう。

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利用に当たって

アナリストの数だけ、アナリストレポートは変わりますので、実際に読んでいただくより適切な紹介方法はありません。無料で手に入るだけでもかなりあるということが分かっていただければ、後は実際に試してみてください。

以下のキーワードに関しては、更にページを用意していますのでご覧ください。
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